2014年3月21日金曜日

ROBOFEST 2014

最近、毎年の恒例行事の一つとして参加している「ROBOFEST2014」 このイベントは、2008から毎年3月(1週間の学校が休みになる週)に行われているイベントです。主催しているのは、シンガポールにあるルーラン小学校。 ルーラン小学校の地図(google map) https://www.google.co.jp/maps/place/Rulang+Primary+School/@1.3465491,103.7187345,17z/data=!3m1!4b1!4m2!3m1!1s0x31da0fdd40bd56fd:0x17bdd47526011a75?hl=ja
小学校の先生に聞いたところ、ロボット教育の考え方を広めるために経費は、すべて小学校持ちで実施しているということです。 参加者には、2日間の午前中の軽食と昼食、飲み物も提供してもらえる。 当時の校長先生が、ロボット教育の考え方等をみんなに知らせ、共有しなさい。ということでした。現在、校長先生は変わられていますが、現在も続いています。 ほとんどの参加チームは、国内からですが、2008年から日本からも参加してもらえないかという話は来ていました。 大人(教員向けのイベント)と子ども向けのイベント(ロボット競技)があり、今年のルールは、WRO2013のコースを使ったものでした。 大人向けのイベントは、実践発表 と ハンズオンワークショップ です。
今年のハンズオンワークショップは、EV3 を使ったものでした。
こんなイベントが、日本でも行われ始めたらいいなぁと思います。というか、開催すればいいんだよね。

2012年3月4日日曜日

世界の動き

今日、テレビを見ていたら、世界の動きをいろいろな面から放送していました。なんと、お隣の韓国の教育についてのコーナーがありました。韓国では、世界のトップに!を合言葉に子どもたちに小学校の卒業時期までに3カ国語を自在に操れるようにしているそうである。国内には、1ヶ月間泊まり込みで、英語をマスターする合宿所のようなものがあり、生活の全てを英語で行ってスキルを高めるそうだ。(その経費は、政府や企業が出すというからすごい!日本の今の企業のどこにそんな気持ちがあるのか?)グローバルな企業と言えないと思える。
また、新宿にある韓国学校でも同じように行われており、母国語以外は英語。グローバル化が進む中、共通語としての英語をどのくらい操れるか  これは重要なことなのかも知れない。

2012年1月29日日曜日

21世紀スキル

21世紀スキルとは、何か?
インテルが、21世紀スキルについて次のようにまとめている。


1批判的思考力(批評精神を持って考える力)と問題解決能力
2コミュニケーションとコラボレーションの能力
3自立的に学習する力
4ICT(情報通信テクノロジー)を確実に扱うことのできる能力・スキル
5グローバルな認識と社会市民としての意識
6金融・経済に対する教養
7数学、科学、工学、言語や芸術といった分野への理解を深めること
8創造性

ロボットの世界大会を見ていると、まさに各国はこのスキルを子どもたちに身につけさせているように感じる。
しかし、日本は、未だ基礎基本???
これでいいのか?日本は欧米と違う?と言えるのか。携帯電話と同じようにガラパゴス化していかないのか。

2012年1月12日木曜日

2012年に向けて

2012年が始まった。今年はいい年だったね!といって終われるようにしたい。(といっても去年がよくなかったわけではないが…)
発想の転換が必要と常々思っている。今までこうだったから!このようにしてきたから!というのでは、何も変わらない。

2012年のWROのルール 暫定版が発表された。日本では考えられないかもしれない。しかし、考え方を変えれば、少しずつ変えて、良くしていけばいいのでは!ある期日までにまとまればいいと考えればこの時期の公開に問題はない。日本は何でも完璧を求める。しかし、完璧というものはあるであろうか??

前の投稿でも書いたが、このままでは日本は衰退する。それもそれでいいのかもしれない。どの選択肢を選ぶか考える必要があるのではないか。

2011年12月29日木曜日

2011年を振り返る 1

激動の2011年が終わろうとしている。日本は3月の震災により大きな変革のときをより強く求められているように思う。情報化の時代であるということが日本の政治家はわかっているのか?震災の対応について、当初は、日本人の冷静さに感動し、賞賛してくれた。しかし、その後の対応の遅さには非難が出ていることを知っているのか?言わせておけばいいと思うかもしれないが、それでいいのか?日本の産業はよりいっそう空洞化していくしかない。先日、川崎の工場の話を聞いた。日ごとにシャッターが下りているようだ。工業高校の高校生が就職したくても就職先がない!! これが現実である。技術を持っていても活用する場がないのである。

1980年代に海外の電気機器メーカーを抜いていたことを韓国のメーカーにされている。世界に出て行き、持っている技術で勝負する時期に来ている。つまり、日本人は、第2の開国をする時期にあるのかもしれない。

同じことが教育にも言える。21世紀型教育をするか、20世紀型教育をするか。今日本と中国だけが一斉授業を行っていると言っても過言ではない。5年ほど前に、デンマークの子供たちが日本にやって来たことがあったそうである。そこで、日本のトップ校の中高一貫校の授業見学をしたそうである。そのときの子供たちの感想は、「刑務所みたい」であった。考え方が違うと言ってしまえばそれまで。

ロボットの世界大会に行けば、英語が普通に飛び交い、コミュニケーションをとっていく子供たち。日本の子供たちがこのような子供たちと対等にやっていけるのか?韓国の子供たちは、小学生のときにアメリカ、カナダに留学している!という話も聞いた。大人は話せないけど子供は話せる。このことは中国も同じ。
他国は10年20年後のことを考えて教育を行っているように思うのは、私だけか??

一つのことも決められない日本政府。それでいいのか日本国民!

2011年8月17日水曜日

世界の流れについていけるか

先日、米グーグルが、米モトローラの携帯電話端末子会社を買収することで合意!というニュースが流れた。これを日本人はどう思うのか?アメリカのことと思うのでしょうか?日本では、相変わらず折りたたみ携帯をよく見かける。しかし、海外にいくと、折りたたみ携帯はどこにもない。なぜか??ここに日本製品のガラパゴス化があるのか。先日行ったシンガポールでは、携帯は安いもので、40ドル(約2800円)!考え方が違うから…と言ってしまえばそれまでだが。街角でSIMカードを売っている。それを携帯に挿して使うこともあるそうだ。中古もどんどん売買され、日本と違う流通がみられる。ここにも経済の勢いを感じます。

LabViewというソフトウェアがある。これは、自動車や家電製品で使われているプログラミング用のソフトウェア。日本のトヨタやパナソニックの製品でも使われているもの。C言語などのようなテキストではなく、アイコンとつないでいくもの。北里大学で使われている高速ICスキャンにも使われており、様々な分野で使われています。子どもたちにも理解しやすく、教育の場面でも活用できるものと考えます。しかし、日本では相変わらず新しいプログラミングソフトを開発しようとしています。なぜ、そんなことをするのでしょうか?オープンにしたところで広がるのでしょうか?他の国のものでも、今あるものをどのように活用していくかということを考えたほうがいいのではないでしょうか?

hibi