2009年10月30日金曜日

韓国とシンガポールのロボット教育

今日、つくばで行われたJAET2009に参加してきました。(もちろん仕事を休んで…)シンポジウムで韓国とシンガポールからパネリストとして来られていたのでぜひ話を聞きたいと思ったからです。行ってきて、思ったのは、やはり正解!!
テーマは、管理職のためのICT研修でしたが、どのようにすれば教育の現場に広がっていくか…です。管理職が率先して活用してもらうことだそうです。日本はどうでしょうか?未だに使えない管理職が平気でいますね。
そんなことは、おいておき、韓国のパネリストが話されていた内容から…
社会の変化に伴い、今までの教育では対応できないため、今年から研修や教育の考え方を改めたそうです。小中高の流れを考えた情報教育のカリキュラムを作ったそうです。日本では、情報教育は、学校によっては余計な教育のようにも思われていますが、これからの時代は、情報教育がすべての中心だと言っていました。ツールの一つとして考えているのですね。
また、ロボット+プログラムを行うことは、子供たちの思考の広がりにとてもいいそうです。
マインドストームを使っているのでしょうか!

シンガポールは、2000年のときに、最低子供2人に1台のパソコンを導入し、様々な教育にパソコンを使って行っています。世界のトップを走っていくために、世界を相手にして活動をしていくために使っているのですね。以前に聞いた話ですが、小学生も宿題をインターネットでやっているようです。
国家プロジェクトの一つとして、レゴマインドストームを使ったり、ロボット教育を行ったり、教育での活用や考え方も第三ステージに入っています。
教育の情報化のスタートは日本も、韓国もシンガポールも同じ頃だったのですが、日本は大きく遅れてしまっています。教員の考え方も…。