2011年8月17日水曜日

世界の流れについていけるか

先日、米グーグルが、米モトローラの携帯電話端末子会社を買収することで合意!というニュースが流れた。これを日本人はどう思うのか?アメリカのことと思うのでしょうか?日本では、相変わらず折りたたみ携帯をよく見かける。しかし、海外にいくと、折りたたみ携帯はどこにもない。なぜか??ここに日本製品のガラパゴス化があるのか。先日行ったシンガポールでは、携帯は安いもので、40ドル(約2800円)!考え方が違うから…と言ってしまえばそれまでだが。街角でSIMカードを売っている。それを携帯に挿して使うこともあるそうだ。中古もどんどん売買され、日本と違う流通がみられる。ここにも経済の勢いを感じます。

LabViewというソフトウェアがある。これは、自動車や家電製品で使われているプログラミング用のソフトウェア。日本のトヨタやパナソニックの製品でも使われているもの。C言語などのようなテキストではなく、アイコンとつないでいくもの。北里大学で使われている高速ICスキャンにも使われており、様々な分野で使われています。子どもたちにも理解しやすく、教育の場面でも活用できるものと考えます。しかし、日本では相変わらず新しいプログラミングソフトを開発しようとしています。なぜ、そんなことをするのでしょうか?オープンにしたところで広がるのでしょうか?他の国のものでも、今あるものをどのように活用していくかということを考えたほうがいいのではないでしょうか?

hibi

2011年8月7日日曜日

シンガポールにて

先週の木曜日からシンガポールに来ています。以前から何度か訪れていますが、今回も改めてこの国の活気と成長を感じました。時代は変化しています。その変化を確実に捉え、変化に合わせた取り組みをしているように思います。SMAPがコマーシャルで使っているマリーナベイサンズ(http://www.marinabaysands.com/)から周囲を見ると、海には多くの貨物船が停泊し、西側の港には積み込む貨物が山済みされていました。





マリーナベイサンズには、たくさんのショップがあり、大勢の人が訪れ、買い物をしています。これだけのお店が日本にはあるのか?この小さな国がどうして世界から注目されるのか?
そこには、人々のこうしていくんだというモチベーションの高さがあるのかと思うのです。
また、日本にはないスピード感ある改革があると思います。
小学校の授業を見ても、子どもたちの活力を感じます。日本の子どもは、どうしても受身になります。小学校の副校長先生に聞いてみたところ、常に学校の目指しているところに向けて子どもたちに意識をさせるそうです。
日本人としての誇りもなく、甘やかされ、育てられた子どもたちには、そんなことは到底考えられないと思うのです。
今後、10年で社会が大きく変わるといわれています。現在進められている教育改革は、教師側の考え方が変わらない限り、改革にはならず、20世紀型教育のまま。
しかし、世界は大きく変わる。
どんどん後進国になっていきます。ある評論家の話ですが、10年後世界から見た日本は、「あっそういえば、あそこに日本という国があったね」となるよ。ということでした。

今こそ、教師を世界に派遣し、肌で感じさせ、教育の本質から変えないといけないと思うのです。トップ集団で走り続けるためには…
21世紀型教育を中心としたシステムにする必要があるのです。